労働条件通知書と雇用契約書

こんにちは

人を雇う時に、労働条件通知書を渡したり雇用契約書を取り交わしたりしますよね。
①何故、この書類が必要なのか?
②労働条件通知書と雇用契約書の違いは?
③結局、どちらの書類を渡せばいいのか?両方必要なのか?

①何故、この書類が必要なのか?
まず人を雇う時は、賃金や労働時間などの労働条件を原則書面にて
労働者に渡さなければなりません。
正社員だけでなく、アルバイトやパートさんにも必要です。
渡さない場合、罰金を支払わなければならないなんてことも( ゚Д゚)
これが、いわゆる労働条件通知書です。
通知しなければならない労働条件は、法律で決まってます。
具体的には、こちらをクリック

②労働条件通知書と雇用契約書とは?
では雇用契約書とは?
労働条件通知書が義務なのに対し、雇用契約書は任意です。
雇用契約書は、会社と労働者との契約書です。
雇用契約は、口頭でも有効ですが、お互いが書面にて
「この契約内容について合意しました」と署名や捺印を取り交わすことで、
お互いが合意した事の証明になります。

③結局、どちらの書類を渡せばいいのか?両方必要なのか?
労働条件通知書が一方的に労働者に通知するもののため、
受け取っていないや聞いた話と内容が違うなどのトラブルが発生する場合
もあるかもしれません( ゚Д゚)
そんなトラブルを減らすため、雇用契約書は取り交わした方が良いですね。
また、雇用契約書と労働条件通知書のそれぞれを渡すのではなく、
兼用して1枚で「雇用契約書兼労働条件通知書」として使うのが一般的です。